好きスキレット

掲載日:2017.08.25

ホームセンターに積んであった流行のスキレットを買いました。料理雑誌やネットでよく見る、あの黒い鋳鉄製のフライパンです。

お料理がひと味上がる、魔法のフライパンだと言うのですが、衝動買いの理由は、見た目のかっこよさと値段の安さ(!^^)

薪ストーブの上や、キャンプやBBQなどの野外料理に似合いそう。棚に置いても壁に掛けても、木の家にぴったりのインテリアではありませんか。

そのままスキレットごと食卓に出して、取り分けて食べるのも楽しいです。鍋の黒い色は料理を引き立ててくれますし、鍋の下に木の板など敷くのも雰囲気だし、木製の取分けスプーンはどう?

肝心の味の魔法ですが、本当に美味しくなります。野菜の煮込みも、お肉を焼くのも、中まで良い具合に火が通ります。

厚く重い鉄の鍋なので、熱容量が大きいのですね。建物と同じで内部の熱環境が安定すると快適になる(?)原理です。建物ではコンクリートやレンガなどの部分を外断熱することで熱容量を上げますが、鍋は本体の鉄が熱容量を支えます。

同じ原理で少し大きめのスキレットなら、揚げ物も上手に出来ます。絵的にはやや意外ですが、天婦羅も快適に揚がります。「油の温度が下がらないように」するのは得意中の得意。大人のBBQの時なら、山菜や畑の穫れ立て野菜を揚げる野外天婦羅も楽しいものです。油はねも気にしないでよいですし。

使った後は、すぐ鍋を空にして水を入れてタワシでこすっておきます。余熱でほどよく油が落ちて簡単です。すすいでレンジの余熱にのせておくと、そのうち乾いています。

錆びないように、洗剤は使わない方がよいらしいです。ちょっと赤錆がついたこともありましたが、ごしごし洗って終わり。問題ありません。錆び付かないようにどんどん使って、時々、揚物やアヒージョなど油料理をするのがよろしいかと。

欠点は、少々重いことだけ。上腕の筋トレになるでしょうか?振り回すのは危険です。