冬のゴミ出し
掲載日:2020.01.28
北海道の方言では、雪もゴミも「投げ」ます。新しく降った雪をすでに積み上げた雪の上に、まさに「投げる」感じがよく出ています。ゴミ「投げ」は心情的「投げ」で、実際にゴミステーションで放り投げるのは、ちょっと乱暴過ぎかも、と思いますが。
我が家は坂道の途中にあるので、時々の事情で坂上と坂下の2カ所のゴミステーションのどちらかを利用しています。上や下の住人には「え〜、あんな遠くから来るの?」とか言われますが、上も下もほぼ同じ距離なので、しかたがありません。
冬は、子供が遊ぶプラスチックのソリに、まとめたゴミ袋をのせて行きます。下ステーションに行く時は、ソリは私の前を勝手に自走してくれるので、ひもを引いて誘導するだけ。楽チンです。
上ステーションを利用する時は、戻る下り道に小さなお楽しみが。
車が来ない小道なので、辺りを見回して人がいないのを確かめてから、おばさんはソリにまたがり滑り降ります。コースが長いので、結構スピードが出て楽しい〜きゃ〜!
滑走する私を、隣の家のご主人がソリの上に立ちスノーボードのように追い越していったことも。かっこいいぞ、おじさん60代。
寒かったり雪が降っていたりすると、ついゴミ袋をため込んで持ちきれず、車で行ってしまったりしますが(!^^)。不要なガソリンの無駄遣いは、お金の無駄遣いだけでなく、地球温暖化の促進にもつながるのですね。
しかし、それにしても少ない今年の雪。雪のない凍った地面に石ころや枯れた植物が露出していて、うかつに滑り降りると放り出されて怪我をしそうで、ゴミ出しソリ遊びは今冬はまだ。この異常気象は、すでに温暖化の影響なのでしょうか?