晩秋の庭遊び

掲載日:2020.11.25

新型コロナのせいで、家で過ごす時間が多かった今年。滅入りがちな心と運動不足を救ってくれたのは、庭仕事でした。感謝しながら、少しずつ片づけます。例年どおり、いつ雪になってもいいというゆるい冬仕度です(!^^)

今日は、野バラの剪定。私は野の花が好きなので、もともと敷地にあった野バラ(ノイバラ)もお気に入り。しかし、ただならぬ力強さで育つので、秋に枝を切っておくことにしているのです。

枯葉色になった敷地の中で、その株はまだ青い葉を元気につけ、長く伸びた枝が飛び出しています。バラの剪定は難しいのだそうで、最初の頃はおそるおそる切っていましたが。野バラの強さを十分知った今、私が株の周りを歩きまわるのに邪魔な枝を容赦なく切る、という方針に。

ところどころ小さな赤い実がついています。小鳥が食べるので、その枝と周りを残します。花の剪定としては多分変でしょう?

切った枝の緑の葉がきれいなので持ち帰り、ざっくり大きな水差しに入れて階段の前の床に置いてみました。葉だけなので華やかさには欠けますが、さっぱりして木の床に似合います。緑の少なくなった室内が生き返るようです。

数日前に切ったヤナギの枝は、枝だけでコップに入れてあります。
すっと伸びた枝の形と赤みがかった樹皮の色がきれいです。小さな芽がついていているので、うまくいくと銀色の花芽が見られることでしょう。

それぞれ、まっすぐな枝一本なのでコップの中で安定させるところが難しい。とりあえず水の中で、ゆるく輪ゴムをかけてみましたが。もう、ひと工夫〜が楽しいところ。

切った枝も捨てないケチ、ではなく、庭と室内と植物愛です。