お掃除ロボットはインテリアを変えるか?
掲載日:2011.10.27
勝手に走り回って床を掃除してくれる「お掃除ロボット」。
使い始めた友人に話を聞いてみました。評価はかなり高いよう。
友人の家はリビングが2階にあります。
階段から落ちないの?という私の疑問。友人は嬉しげに携帯電話を開き、動画を見せてくれました。うぃーんと走って来て、階段の降り口で、おっとっと、という感じで踏みとどまるロボット。
思わず、よしよしと携帯にうなづく持主とその友でした。
壁や家具に激突しないの?と聞けば
「直前に素早く減速するのよ~」
まるで賢いうちの子を自慢するような友人の口ぶりが笑えます。
従来の掃除機では届かないベッドの下なども、ロボットは10cm程度の高さがあれば、もぐって行って掃除してくれるそう。
惜しいのは、リビングの収納家具の扉が床から6cmしか上がっていなかったので、その奥の部分にわずかにロボットの突き出たブラシ(友人は「手」と呼んでいましたが)が届かないことだそうです。でも彼女は、時々ほうきで掃き出して吸い取ってもらえばいいだけだし、とあくまでもロボット導入に肯定的。
従来、家具の下部は中途半端にあいていると、奥を掃除し辛く、ほこりがたまるので、ふさいでしまうことが多かったのですが。
ロボットが掃除してくれるなら、床から浮いた家具もぐっと使いやすくなりそうです。
箱モノは床から浮かせると、目に入る床の面積が多くなるので部屋が広々すっきりと見えるのです。足付きタイプの置き家具や、造り付けの家具ならば壁に固定することもできます。部屋づくりの可能性が広がりそう。
また、ロボットが働きやすいように、床にモノを置かなくなったり、家電のコードをまとめたりするようになった結果、室内がすっきりした、という間接的な効果もあったとのこと。
新しい家電の導入には得てして、何かは便利になるが、気がつくとその周辺がごちゃごちゃ、インテリア的には後退していたということもありがち。さて、お掃除ロボットはインテリアを進化させてくれるのでしょうか?