赤くてキュートな干し物
掲載日:2012.10.25
友人の畑からいただいた秋の収穫野菜の中に、トウガラシが入っていました。10センチくらいの長めで細いタイプです。ジャガイモのシャキシャキ炒め物やパスタに使ってみると、辛みの中にピーマンのような青くささが残っていて爽やかです。
食べきれず冷蔵庫の中で赤くなってきたので、干すことにしました。ザルに入れて窓辺に置いてもよいのですが、先がとがった面白い形を眺めたくて「串刺し」にしてみました。
ヘタのところを、竹串で横に刺していきます。シシャモのすだれ干し方式。今回のは細いので、ヘタをちぎらないように頑張り。ヘタのところがまた可愛いので。
出来上がった「串」を窓辺につるすと可愛いインテリア?秋の明るい陽射しの中に、真っ赤になったトウガラシが整列しています。
残念ながらあまり、長い間日にあてていると赤い色が抜けてしまいます。そのままキッチンに吊るしてもよいけれど、串を外しガラス瓶に入れました。キッチンのさし色です。
4本のひもで編み込んで吊るす方法や、ロープのねじり目ひとつずつに差し込んでいく方法も、カントリーな風情で素敵です。使う分だけ端から取っていけます。
出雲地方のおみやげに、小さな鷹の爪をわらで編み込んで稲穂と束ねた魔除けを買ったことがありました。玄関にかけていますが、見るからに強力な効果が期待できそうな上、鷹の爪を切らした時は拝借できてとても便利。
赤くてキュートなトウガラシは「見せベジ」に効果的。辛いもの好きな方、畑でどんどん出来ている方、どうぞお試し下さい。