爽やかなフローリング
掲載日:2015.05.10
我が家のGWは、森に囲まれた友人宅で過ごさせてもらいました。
泊めてもらったのは小さな離れ。友人本宅と別にキッチンとシャワーがあります。時々友人と一緒に、散歩したり、山菜を摘んだり、夕食を食べたり。主婦2人で作る料理は品数多く、旦那達は競って秘蔵酒を放出し、毎夜豪華な晩餐でありました。
楽しい時間は瞬く間に過ぎ、帰る前に掃除をしようと、道具入を開けると。フローリング用のお掃除ワイパーの先につけるゴミとりのシートが見当たりません。友人本宅までもらいにいくのも面倒だな、と思いながら探していたら、ホウキとチリトリを見つけました。
これがあるじゃないの、と言いながら床を掃き始めましたが、滑らかなフローリングの表面を、細かいホコリがふわふわするばかりで、今ひとつすっきりしません。
こんな時は、あれがよいかも。ふと、子供の頃、おかあさんたちがやっていたワザを思い出しました。
流しの脇に積んであった古新聞を、水で濡らして軽く絞ります。ちぎって床一面にまき散らし、それにホコリをからめるように、まぶしつけるようにホウキで転がしていくのです。
こまかい軽いホコリも、やや大きいかけらも多い流しの前も、食卓の下のパン屑も、出入り口の砂粒や泥も、気持ちよく丸め込んでくれます。ホコリが取れるだけでなく、拭き掃除的な効果もあるようです。新聞紙がまとまっていくにつれて、目に見えてお掃除の進行度がわかるのもいい気分です。
一番奥の洗面所から始まって、玄関の土間のところで、ホコリまみれの新聞紙をチリトリで集めて終了。すっきり。
眺めわたすと、かすかに湿り気をおびたフローリングが美しく、楽しかった休日に感謝でした。友人、ありがとう。古新聞GJありとう。