脚立新調

掲載日:2018.03.26

家用の新しい脚立を買いました。

歳のせいか長年愛用の脚立が、最近重くて辛かったのです。運ぶのも、広げるのも何とも億劫で。高いところの窓ガラスを拭いたり、本棚の上のほこりをはらうのが、ついおろそか(!^^)趣味のカーテンのかけ降ろしも厄介です。

面倒なので手近の椅子で代用したり、食卓やカウンターに上がってすませようとすると、物を持っているのでよろけたり、上を向き続けていて目眩がしたり、これまた危険です。

亡き義母は、椅子にあがって洗濯物を干そうとして転倒し、歩けなくなってしまいました。たいていの椅子は、座るには安定していて丁度いい高さです。でも座面は意外と高く床上40cm以上あります。また片側にだけ体重をかけると不安定になることがあります。義母の教訓を無駄にしてはいけません。

軽くて、運んだり出し入れが楽で、たたんだり広げたりが簡単なのが欲しいと思いつつ、買いそびれていました。が、このたびお誕生日プレゼントに脚立を買う事に決めました。今でしょ。

ネットで見つけた新しい脚立はトレイ付「入」字型。(今までは、よくある「A」字型)踏み段側の左右のバーが前にのびて、正面がプラスチック製のトレイでつながっています。最上段に立つと、体の回り三方を手すりのように囲んでくれます。

載せた小物が落ちないように縁が高くなったトレイは、大小色々の穴があいていて、鉛筆やドライバーを差しておくのに便利そうです。内側が波形になった妙な形は、上がってみて納得。私の太もも前面が、ぴったりはまるスペースでした。安心して、便利に高所作業ができそうです。

気になる重さは3.6kg。組み立ては軽い1アクション、仕上げは滑らかでスムーズ。デザインも無骨過ぎず、おしゃれ過ぎず、可愛いです。大満足で、未だリビングに滞在中です。(トレイにカーディガン引っかかってます)

ひとつだけ残念なのは。前の脚立では、最上段に座って上から室内を見渡すのが好きでした。なかなか新鮮でいい気分なのです。

新しい脚立は、巾を上に絞った台形状の形。多分、軽量化と安定させるためか?で、最上段には私のお尻が載らないことが判明しました。脇のトレイにお茶をおいて一服できそう、と期待したのですが。