見たくない鏡
掲載日:2018.04.25
老眼が始まりそうな年代の女友達と、何が困るかについて話し合いました。新聞やパッケージの商品説明はさておき、とげ抜きに爆笑し、そして「顔剃り」で大いに盛り上がりました。
鏡を見なくてはいけないのに、眼鏡をかけるわけにはいかず、新聞のように手を伸ばして離すこともできません。危険な刃物を微妙なカーブにあてる作業の厄介なこと。
ああ、こうして妖怪のようなおばあさんになってゆくのだなと諦めていた私。「勘よ!」と言い切る潔い友。「だいたいの見当で、自分の体の感覚だから何とかなるわ」「いや、それはさすがに危険じゃない?」という他の人も、結局、そうしてはいるのです。
妖怪とはいえ、たまには顔を剃り、眉や鼻毛も切りたいので、スタンド型やコンパクト型の拡大鏡は試したのですが、置く場所がうまく決まらず、しまい込んでそれっきりでした。
夫もひげ剃りに困っているらしいので、思い切って洗面所に拡大鏡をつけてみました。洗面カウンターの脇の壁に取り付けます。すっきり邪魔にならずに、いつでも使えます。
鏡は10㎝角ほど、表が等倍、裏が拡大鏡になっています。顔の前までドアのようにスィングして開き、前後にも回転するので、細部がとても見やすいです。歯磨きチェックにも便利そう。
取り付けは、壁の下地を探してビス2本でとめるだけ。対象家族共通で使える高さを決めましょう。鏡に部屋の照明が映り込んで、まぶしくないかも確認して下さいね。プチリフォームで効果が高いおすすめです。
拡大された自分の顔、できれば見たくないですが。