切り干し大根の卵焼き

掲載日:2018.12.10

今年も食べきれない大根を「切り干し大根」にしました。(当コラム2017.12.11「冬の陽射しのにおい」参照)

切り干しは、すでに切れているので水で戻すだけ、仕事が早い。洗う必要もまな板も包丁もいらず、キッチンも散らかりません。
「買い物してない!野菜ない!時間ない!」時の強い味方です。

難点は、色目が地味で、炒め煮とか酢の物とかサイドディッシュ的なメニューが多いところでしょうか。ヘルシーでしみじみと美味しいのですが。ちょっと豪華?にしたい時には、卵焼きもよいですよ。ボリューム感と香ばしく焼けた香りでご馳走な気分がでます。

まず切り干し大根を水で戻します。私は少し歯ごたえが残るのが好きですが、お好きな加減に。
水は少なくてよいです。軽く絞り、長過ぎるようなら切ります。これを溶いた卵に入れて混ぜます。
私は卵3個くらいがやりやすいです。塩かお醤油をほんの少々。

温めたフライパンに一度に入れて焼きます。中火くらい。フライパンの壁に接する縁をお箸で軽く離してから、全体をざっと混ぜます。
固まってきたら、お箸でちぎるように、ざっくり分けます。盛り付けやすい大きさと数にして下さい。
大根で、端がぼそぼそになりますが、卵が固まっていく間にまとまるようになります。

いい感じに焼けてきたら、お箸で返して反対も焼いて出来上がり。
(ゴマ油+コチュジャン)とか(オイスターソース+醤油)とか、簡単なタレを添えてどうぞ。大皿盛りにしても見栄えがします。