吹き抜けを通して家族の気配を感じあうリビング階段の家
リビング階段で家の隅々まで家族の気配が伝わる間取り
40坪台のこの家は、どの部屋へ行くにもリビングを通ることで家族のコミュニケーション力を高める間取りです。廊下にあたるスペースを省くことでリビングの有効空間を広く確保できるプランです。リビングの吹き抜けを通して家族の気配を感じられ、2階渡り廊下の床となるリビングの天井は目透かし仕上げにして、1階と2階の視線を遮りつつも日差しや光をリビングに取り入れています。リビング階段の下はファミリースペースになっていて、階段は圧迫感のないさらし階段、大きな窓から陽射しも差し込む快適空間。本棚を置いてお子様が絵本を読んだり積み木で遊べる遊び場になっています。リビングの隣はダイニングキッチン、キッチンに居ながらにして和室や玄関までも見通すことができる対面キッチンは奥様のお気に入り。当初のプランにはなかったキッチンの窓を付けたことで、キッチンに立つと家の周囲が360度見渡すことができる点もお気に入りだそうです。天然木をふんだんに使用したトイレはパウダールームのような心地よさ。一見、収納スペースに見える手洗い器の横のスペースは、カウンターを上げるとスロップシンクが隠されています。お掃除はもちろんのこと、お子様の靴の泥を洗い流したりと、遊び盛りのお子様がいるご家庭にはスロップシンクはとても重宝します。
リビングの吹き抜けがお子様に安心感を与える間取り
4LDKのこの家の2階は、階段を昇ると広がるフリースペースが特徴的。リビングの吹き抜けに面して取り付けられた跳ね上げ式のカウンターは、家事カウンターとしてもお子様の勉強机として多目的に活用が可能です。またフリールームはお子様の趣味のピアノ室としても利用されています。吹き抜けを通してリビングやダイニングにいるご主人様や奥様の様子が見えることで、お子様にとっては子供部屋以上に居心地の良い勉強部屋になっているようです。5帖の洋室は書斎兼家事趣味室のお部屋に、10帖の洋室は二人のお子様が仲良く使用されています。現在、洋室は2部屋ですが、末のお子様が大きくなったら間仕切り壁を付けて3部屋にできるように、ドアは予め3つ用意しています。寝室や洋室の屋根裏は吹き抜け天井にして開放感を演出し、ウォークインクローゼットやトイレの上部にあたる屋根裏はロフトにして収納スペースや小部屋として活用できる間取りプランです。