望洋望岳、絶景と暮らす家。
苫小牧市 前田様

出会いは運命

その出会いは、近所でたまたま目にしたアーキビジョン21の家だったそう。
どうしても気になるご夫婦は勇気を振り絞ってその家を見に行くことに。足を踏み入れると家中の全てが木でまさに圧巻だったご様子。その衝撃から、他の家に住むことは考えられなくなったという奥様。

当時まだお子様も小さく、すぐに家を建てる予定はなかったそうですが、「こんな家に住みたい!欲しい!」と強く奥様が熱望されて、以来ご夫婦は初めて聞くアーキビジョン21という会社を調べて本格的に家作りがスタートしました。

まずは土地探しから始めたご夫婦。
ある日、ドライブの途中で何気なく立ち寄った丘の上で2つ目の運命的な出会い。
遥か先まで見渡せる太平洋と雄大な樽前山を望む景色に思わず息をのんだご夫婦。

ひとめ惚れしたその土地は、すでに予約済で肩を落とされたご主人でしたが、問い合わせてからすぐにキャンセルの朗報が。
幸運にも譲ってもらえることになり、トントン拍子で家作りが進むことに。
エルウッドを初めて見た時に、イメージを固められていたこともあり、内装や家のプランは迷わず決められたそうです。

建築中の我が家の見える場所に仮住まいすることにしたご夫婦。
「日に日に出来上がる我が家を眺めながら、いつも話題は家のことでしたね」と当時の様子を嬉しそうに語るご夫婦。
「家づくりも土地探しも偶然の連続でした。運命みたいなものを感じましたね」と笑うご主人です。心から家作り楽しんだご夫婦は十年たった我が家を今も変わらず愛し続けていました。

特長1
やっぱり木の家

アーキビジョン21の家に、と決めてからは千歳市にあるモデルハウスで宿泊体験をしました。
築十年になる木とレンガの家です。

「家族でそこで過ごしてみて、安らげる家だなあとあらためて実感しました。それと、木の壁や床が落ち着いたいい感じの色に変わっていて、それがまたいいな、と」前田様邸も建ってからすでに十年目。

「アーキの家はどんどん進化しているので、これから建てる人がうらやましいです。でも、我が家のきれいに古くなった味わいは自慢です。今でも、近所にアーキの家が建つと気になって見に行ってしまいますけど、やっぱり我が家の方がいい色だとか、風格だねとか言って楽しんでいます。
若い頃はコンクリートや金属のシャープでモダンな住宅にも興味があったけど、だんだん木目の暖かさに惹かれるようになりました。今は木の家じゃないと、帰って来た気がしませんね」

「木の壁が羽目板やあらわしででこぼこが多いので、お掃除は結構大変。でも壁も床もキズがついても目立たないし、削ったり磨いたりして自分で直せる。それがまた味になりますし」

奥様のお父様は元図工の先生です。
庭の門やテーブル、ユーモラスなオブジェなどはお父様の作品。家の中には、子供部屋の間仕切り壁もお父様が作りました。釘を打ったり削ったり、DIYで手作りしやすいのも木の家の強みのようです。

吹抜けとロフトのあるリビング

前田様邸は2階にリビングとダイニングがあるエルウッド。
2階は屋根の形に吹き抜けた高い天井の開放感あふれる空間です。

南側の窓からは海が、反対側は山の風景が広がり、まるで鳥になって空を飛んでいるような眺めです。
「ロフトをどの位置にもっていくかにはこだわりました。どこに窓をつけて風景に開くかというのも重要でした。窓の位置の変更など設計で柔軟に対応してもらって、いい場所にロフトを設けることができました」

木の香がさわやかなダイニングの片側にロフトに通じる階段があります。秘密めいたこの階段にはたいていのお客様が興味をいだいて、真っ先に登って行ってしまうとか。

またロフトはお子様達が小さい頃、かくれんぼをした思い出の遊び場でもあったとか。子供達は大きな空間の中でも小さな隠れ家が大好きです。
「設計の段階では、2階全体がひとつの空間なので音が筒抜けになるのが最後まで心配だったけれど、住んでみると子供達の遊んでいる声が聞こえて、逆にとてもよかったと思っています」