男たちのホームグラウンド
札幌市南区 前田様
夢を叶える 男の生き方
アーキの家を建てて四年目、一念発起で土木建築の会社を設立され、ホームオフィスを構えられた株式会社TENGU代表取締役の前田英光様。
家は、暮らしの夢を叶える場所から、“仕事の夢"や人生の夢を叶える場所へと変化。オーナー様の生き方を物語る空間、仲間と喜びを分かち合えるホームグラウンドのような空間になりました。
「自分で会社をやることは昔からの夢でした。周りからは、このご時世に建設業?と言われましたが、自分がやりたいと思う気持ちに変わりはないし、止められない。やる気があって頭の柔らかい、30代のいい人材も揃っていたので、彼らと一緒に頑張っていくのも面白いかなと」
会社を始めるにあたり、前田様が一番大事にしたいと思ったのは、モラルを持って行動できるプロ集団でありたいということ。
その根底には建設業界で働いてきたご自身の経験と不満がありました。
「この業界で働く人達はどうしてもホワイトカラーの人達から下目に見られがち。実際、マナーの悪い人や勘違いした行動をとる人がいるのも事実で、その結果、社会的立場を悪くしてきました。
でも、海外だと違うんですよね。建設現場で働く人達ってのは自分の仕事に誇りを持ってるし、カッコいいし、社会的にも認められてる。日本もそうなってほしい。今の状況から何とか脱却したい。
だからうちの社員には厳しく言ってます、車の窓からタバコを捨てたり、飲みに行った先で喧嘩したり、そういうバカな真似は一切するなと。
我々は普段から体を動かしているんだから腕力は絶対強いに決まってる、でもそんなことで威張れると思うなと。
これからの時代は、仕事ができて、常識もあって、きちっとした振る舞いができる、そういうカッコ良さで自分達の社会的立場を築いていかなきゃいけない。我々がきっかけになってそういう考え方を広めていけたらいい。そんなふうに思っています」
1人の時間も、仲間との時間も、 心地いい
前田様とアーキビジョン21との出会いは、ご友人の新築祝いに訪ねた際、その斜め向かいに建っていたのがアーキの家だったこと。
もともとアウトドアがご趣味の前田様の感性にどこか響くものがあり、その後、モデルハウスで内観を見てその機能性や実用性に強く惹かれ、心を決められました。
家を建てるにあたっては、目の前にスキー場がある高原リゾートのような環境に土地を求め、開放的な景色を愉しめる空間設計に。二階をリビングにして南向きの窓を大きくとり、ウッドデッキも広げるなど、ロケーションメリットを最大限に活かしました。
陽当たりが良いせいか、今ではすっかり木肌の色も濃くなり、落ち着いた雰囲気が漂う前田様邸。
ストーブ一台で家中が暖かく、空気も柔らか。結露等のトラブルももちろんなく、その快適性に心から満足していらっしゃるそうです。
昨年は仕事のことでとにかく忙しく、リビングで好きな音楽やDVDを愉しむことがせめてもの癒しだったそうですが、そんなリラックスタイムもこの素敵な空間があればこそ。
プライベートな時間も、社員の皆様とふれあう時間も、アーキの家が優しく心地良く包み込んでいるようです。
ナイターゲレンデが見えるリビング
新築当時はライトアップされたゲレンデが良く見えたリビンク。
4年の歳月で山裾の林の木々が生い茂り、以前ほど見えなくはなったものの、部屋の灯りを落とすと今でも幻想的な景色が愉しめます。